「rentrer」と「rendre」と「se rendre」の区別
・「rentrer」と「rendre」
スペルも意味の雰囲気も似ているのできちんと区別して覚える。
・「rendre」とその再帰動詞「se rendre」
意味が大きく変わるのできちんと区別して覚える。
スペルの区別
「rentrer」と「rendre」はどちらも「ren~」+ 「tr(もしくはd)」 に「動詞の接尾辞」が付く。
付く動詞の接尾辞は「rentrer」は第一群規則動詞(~er)、「rendre」は第三群規則動詞(~re)
●rentrer = ren + (tr) +er(第一群規則動詞):帰る、戻る、入るなど
●rendre = ren + (d) +re(第三群規則動詞):~を返す、~を戻す、~を~(の状態)にする
意味の区別
「rentrer」 は「帰る」「戻る」、「rendre」 は「~を返す」「~を戻す」と意味が似ているが動くものが違う。
●rentrer :①「帰る、戻る」②「再び入る」③「入る」④「(~の状態に)戻る」など
→動くのは本人自身
●rendre :①「~を返す、~を戻す」、②「~を~(の状態)にする」など
→動くのは他の物や他の人
ただ se rendre のように動詞に再帰代名詞「se」が付くと(自分自身を~させる)という意味になりやすい。「rendre」 だけだと他の物を動かすが 「se rendre」 になると(自分自身を動かす)→(本人が動く)ことになる。
●se rendre :①「行く」、②「屈服する」など
→動くのは本人自身
【注意】
・そのままだと(自分自身を返す)→(帰る)という意味になりそうだが、そうではなく①「行く」という意味になるので注意
・(自分自身を相手のものとして返す)→②「屈服する」はそのままなので覚えやすい
イラストで覚えるフランス語単語
●rentrer :動くのは本人自身
●rendre :動くのは他の物や他の人
●se rendre :動くのは本人自身
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