【ダジャレで覚えるフランス単語3】 「500gの本」と「自由な本屋」

ダジャレで覚える

un livre d’une livre(500gの本)と une librairie libre (自由な本屋)

「ダジャレで覚えるフランス単語」その3です。

今回覚えるのはスペルを間違えやすいこれらの単語です。「v」と「b」の違いに注意して覚えましょう。
livre リーヴル 男性名詞「本」など
livre リーヴル 女性名詞「500g」「ポンド」など
そして
libre リーブル 形容詞「自由な」「空いている」など
librairie リブレリ 女性名詞「本屋」など

「un livre d’une livre」(500gの本)、
「une librairie libre」(自由な本屋)

「livre」リーヴルは特殊な単語で男性名詞として使うか女性名詞として使うかで意味が変わります。
女性名詞のlivre リーヴル は重さを量るときの単位です。このダジャレでは本の重さを量っていますが実際はバターとか粉とかの重さを量るときによく使われます。(ただ最近は一般的にグラムを使うことが多いので、あまり使わなくなったようですが。)

他にもlivre リーヴルはイギリスの通貨「ポンド」の意味もあります。(「ポンド」のもとになった通貨が古代ローマで使われていた通貨「libra リーブラ」だからだそうです。)

そしてlivre リーヴルはフランスの昔の通貨単位でもありました。古代ローマの通貨「libra リーブラ」はイギリスでは「ポンド」になりましたがフランスでは「livre リーヴル」になりました。
現在フランスで使われている通貨は「ユーロ」でその前が「フラン」、「livre リーヴル」はそのさらに前に使われていました。(1795年まで使われていたようです。)
この辺はあまり実用的ではないですが歴史の豆知識として知っておくのもいいですね。

現在よく使われるのは男性名詞のlivre リーヴル の方ですね。「本」のことです。
このスペルが少しややこしいんです。英語で図書館のことを「library」と言いますが「b」が使われていますよね。なのでフランス語の「本」もスペルは「libre」かなと思いそうですが、「b」ではなく「v」が使われています。
「b」だとlibre リーブルになり 「自由な」「空いている」などを表す形容詞になります。

「そうかー、「本」は「v」を使って、「自由な」は「b」を使うのか」と思っていると、あれ?「本屋」を表す単語はlibrairie リブレリ で「b」が使われています。
「いやいや、さすがに「本」と「本屋」は統一してくれてないと分かりにくいよ」と思われるかもしれませんが、まあ…そうゆうものなので諦めて覚えましょう。。。

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