接頭辞「a~」
イメージ① ~へ向かって
イメージ② 強意、行動の結果
イメージ③ 名詞を動詞化
イメージ④ 形容詞を動詞化
イメージ⑤ 否定
ラテン語接頭辞の「a~」由来のもの(イメージ①~④)と
ギリシア接頭辞の「a~」由来のもの(イメージ⑤)がある
【注意】
イメージ①~④の接頭辞「a~」は
後ろに下記の子音が付く場合、その子音が2つになることが多い
c、d、f、g、l、n、p、r、s、t
【例】 a + compagner → accompagner
(「a」の後ろに付く子音「c」が2つになっている)
【注意】
イメージ⑤の接頭辞「a~」は
後ろに母音や無音のhが付く場合、「an~」になる
イメージ① ~へ向かって
イメージ① (動詞に付いて)~に、~へ、~に向かって
【例】
●apporter 「~を持って行く」など ← a + porter(~を持って行く)
●attacher 「~をつなぐ」など ← a + ~tacher(つける)
イメージ② 強意、行動の結果
イメージ② (動詞に付いて)強意、行動の結果
【例】
●abattre「~を打ち壊す」など ← a + battre(~を打つ、たたく)
【覚え方】たくさん打った結果→「~を打ち壊す」
●abonder「多量にある」など ← a + bonder(~をいっぱいにする)
【覚え方】いっぱいにした結果→「多量にある」
イメージ③ 名詞を動詞化(a+名詞+動詞語尾)

イメージ③ 名詞を動詞化(a+名詞+動詞語尾)
(場所や状態への移行の意味を持つこともある)
【例】
●accompagner 「~に付き添う」など ← a + compagne(仲間) + er
【覚え方】仲間と行く→「~に付き添う」
●apaiser 「~を落ち着かせる」など ← a + paix(平和) + er
【覚え方】平和に向かわせる→「~を落ち着かせる」
【注意】
元となる名詞は形を若干変えることもある
イメージ④ 形容詞を動詞化(a+形容詞+動詞語尾)

イメージ④ 形容詞を動詞化(a+形容詞+動詞語尾)
【例】
●affermir 「~を固める」など ← a + ferme (堅い) + ir
【覚え方】堅くする→「~を固める」
●accommoder 「~を適応させる」など ← a + commode(便利な) + er
【覚え方】便利にする→「~を適応させる」
●abaisser 「~を下ろす」など ← a + bas (低い) + er
【覚え方】低くする→「~を下ろす」
【注意】
元となる形容詞は形を若干変えることもある
イメージ⑤ 否定
イメージ⑤ 否定
【例】
●anormal 「異常な」など ← a +normal (正常な)
【覚え方】正常ではない →「異常な」
●asymétrie 「非対称」など ← a +symétrie (左右対称)
【覚え方】左右対称ではない →「非対称」
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