バーバパパの名前の由来は?フランス語では「わたあめ(わたがし)」
「バーバパパ」の名前の語源は、フランス語の barbe à papa(バルブ・ア・パパ) です。
barbe à papa はフランス語で「わたあめ」の意味です。
この記事では 「barbe à papa(バルブ・ア・パパ)」の他の意味や、フランス語で「りんごあめ」を何と言うかなども紹介します。
みなさんは「バーバパパ」は食べ物だと思いますか?
昔、フランスで小さい女の子が「バーバパパを食べたい」と言っているのを聞いてびっくりしたことがあります。みなさんは「バーバパパ」と聞くと何を思い浮かべますか?
かわいらしいフォルムの有名なキャラクターを思い浮かべるかもしれませんね。わたしもそのキャラクターのことを言っているのだと思ったので「フランスの子供の発想はシュールだなぁ」と思いました。
でも真相はなんてことありません。フランス語では「わたあめ」のことを 「barbe à papa」 バルブ・ア・パパ(早く読むとバーバパパに聞こえる) と呼ぶそうです。
そのことを知ったときわたしは「ああ、あのキャラクターに形が似ているから「わたあめ」のことをバーバパパって呼ぶようになったんだな」と思いましたが、実は逆でした。
あのキャラクターの方が「わたあめ」のbarbe à papa バルブ・ア・パパ をヒントに誕生したのだそうです。
まあ確かに古さで言ったらその方が自然ですよね。
(ちなみにあのキャラクターの名前は固有名詞として『Barbapapa』と一語で表記されます。)
というわけでbarbe à papa バルブ・ア・パパ は「食べ物かそうでないか」の答えは「食べ物」ということになります…と思いましたが、この「barbe à papa」 バルブ・ア・パパ という単語、3つの単語から構成されています。分割するとどういう意味になるのでしょうか?
「barbe」バルブ は「あごひげ」を意味する女性名詞、「à」 ア はこの場合「~の」を意味する前置詞、「papa」 パパ はそのまま「パパ」です。
ということは直訳だと「パパのあごひげ」になります。直訳した場合は食べ物じゃありませんね。

関係ないですが「barbe」バルブ 「あごひげ」も「moustache」ムスタッシュ 「口ひげ」も女性名詞なんですね。男性名詞じゃないのはちょっと意外です。
フランス語で「りんごあめ」は「愛のりんご(pomme d’amour)」
「わたあめ」とならんで夜店のお菓子の定番と言えばなんでしょう?
やっぱり「りんごあめ」ですかね。子供にはまるまる一個はだいぶ多かった記憶ですが持っているだけでワクワクしましたね。
「りんごあめ」は日本の夜店ならではのお菓子だと思っていましたが、意外とインターナショナルなお菓子だったらしくフランスにもちゃんとありました。
その名も「pomme d’amour 」ポンム・ダムール、直訳で「愛のりんご」です。(「pomme 」ポンム が「りんご」、「amour 」アムールが「愛」です。)
うーん、すごくロマンチックな名前が付けられていますね。さすがフランス…と思いましたが実は昔は「トマト」のことも同じく「pomme d’amour 」ポンム・ダムール と呼んでいたそうです。
「pomme de terre 」ポンム・ドゥ・テール だと「ジャガイモ」になって「pomme d’amour 」ポンム・ダムール だと「トマト」になるんですね。(「pomme de terre 」ポンム・ドゥ・テールは直訳で「大地のりんご」という意味です。)なんかフランス語は野菜をりんごで例えがちですね。
「りんごとトマトとジャガイモのサラダ」を昔のフランス語で訳すとだいぶややこしいことになりそうです(笑)

ちなみにフランスの「pomme d’amour 」ポンム・ダムール(りんごあめ)のコーティングは飴だけではなくチョコレートの場合もあってだいぶ美味しそうでした。

フランスには食べ物の名前にまつわる面白い雑学がいっぱいあります。
例えばモンブランには「白い山」という意味があります。
モンブランケーキと言えばマロンクリームのイメージかもしれませんが、フランスにはマロンクリーム以外のモンブランケーキもあるんです。詳しく知りたい方はこちらの記事へどうぞ。




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