フランスの通貨「サンチーム」の意味は?

雑学コラム

「サンチーム」の「サンチ」はどういう意味?

サンチーム centime

現在フランスで使われている通貨と言えば何でしょう?
そう、ユーロです。フランスだけでなくユーロ圏の多くの国で共通の通貨なので、使用している国同士だと外国旅行でも両替する必要がなくとても便利ですね。でも実は現在のフランスの通貨は他にもあるんです。
それはcentime」 サンチーム

これは何かと言うとユーロの100分の1の価値の硬貨です。(1ユーロを100円に例えると1サンチームは1円になります。なので1ユーロは100サンチームですね。)
ただこの呼び方はフランス語圏の呼び方で、例えば日本では「1セントユーロ硬貨」と呼ばれています。(「セント」という通貨単位はアメリカなどでも使われているため聞きなじみがありますね。)
フランスは「フラン」を使っていた時代に100分の1フランのことをcentime」 サンチームと呼んでいたのでその名残でサンチームと呼んでいるようです。

ではこのcentime」 サンチームはどういう意味なのでしょう?
「centi~」サンチ~には「100分の1」という意味があります。正確にはcentime d’euro」サンチーム・ドゥーロと言うので「ユーロの100分の1」という意味ですね。(セント硬貨の「セント」も同じ由来なので100分の1という意味があります。)

サンチームの種類としては1,2,5,10,20,50サンチームがあります。
日本だと2円玉や20円玉があるようなイメージでしょうか。日本人からするとなんだか酒類が多くて違和感があるかもしれませんが実際に使ってみると結構便利です。個人的にはむしろ「日本にも20円玉があってもいいのに」と思っています。

センチメートル centimètre

他に100分の1と聞いて思いますものがありますか?
そう、「センチメートル」です。フランス語ではcentimètre」 サンチメトルと言いますが、これはメートルの100分の1を表します。
前回の記事cent」サン は「100」を表すと書きましたがcent」サン「centi~」サンチ~はかなり似ているので、まぎらわしいですね。(後ろに「i」がついているだけです。)

あれ?ちょっと待ってくださいメートルの1000分の1は「ミリメートル」ですね(フランス語ではmillimètre」 ミリメトル)。つまり「milli~」ミリ~は「1000分の1」を意味します。
前回の記事で「milleミル は「1000」を表すということを考えましたがこの「milleミル と「milli~」ミリ~もよく似ていますね。こちらも後ろの「e」の代わりに「i」がついているだけです。

milleミル に関しては関連語としてmillion」ミリオン「100万」milliard」ミリヤール「10億」などがありますが、これらの単語は何故か接頭語が「milli~」ミリ~ です。由来的には「1000分の1」より「1000」に関係がありそうなのですが…まあ、そういうものとして覚えましょう(笑)

センチリットル centilitre

日本では「センチメートル」以外で「センチ」を使うことって少ないですよね。どちらかと言うと「ミリグラム」とか「ミリリットル」とか「ミリ」を使う機会が多いかと思います。

ただフランスでは「リットル」に関しては「センチリットル」をよく使います(フランス語ではcentilitre」 サンチリトル)。リットルの100分の1ですね。
カフェやレストランで飲み物のメニューを見ると「50cl」とか「33cl」とか書いていますがこの「cl」はcentilitre」 サンチリトルの略です。「コーラ 50cl」と書かれるとなんだか少なそうに感じますが、これは「コーラ 500ml」という意味なので安心して注文してください。





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