フランス語の「chaud」と「froid」の意味は?蛇口の「C」と「F」はどっちが水?

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フランス語の温かいと冷たい

フランス語の chaud「熱い」「暑い」「暖かい」「温かい」
froid「冷たい」「寒い」という意味です。

フランスでは蛇口に「C」と「F」と書かれていることがありますが、「C」がお湯「F」が水です。
(英語表記の「C(Cold)」とは逆になります。)

「chauffeur」 は直訳で「暖める人」と言う意味ですがフランス語では「運転手」という意味でよく使われます。なぜでしょうか?
この記事では意味や使い方、関連語まで分かりやすく解説します。

水道の蛇口の「C」と「F」はどっちが水?

水道でひとつの蛇口にハンドルが二つある場合、大体片方がお湯、片方が水ですね。
赤とか青とかで色分けしてくれていると分かりやすいですが、アルファベットだけが書かれていることもあります。

アルファベットだけで表す場合、日本だと英語で「HOT」の「H」と「COLD」の「C」が書かれていることが多いと思いますが、フランスでは「C」「F」が書かれていることがよくあります。

この「C」「F」はどっちが水なのでしょう?「え?そりゃ「C」が水でしょ?COLDの「C」でしょ?」と思うかもしれません。
でもこの「C」は、フランス語で「温かい」を意味する形容詞、chaud ショ(女性形はchaude ショードゥ )の「C」です。
そして「F」「冷たい」を意味する形容詞、froid フロワ(女性形はfroide フロワッドゥ )の「F」です。

つまり「C」という略号は英語とフランス語で逆の意味になるわけです。これはややこしいですね。
フランスでお手洗いに行くときはお湯と水を間違えないように気をつけましょう。

フランス語「chaud」の意味は?

「chaud」 ショ は 熱い、暑い、暖かい、温かい

「chaud」 ショ /「chaude」 ショードゥには名詞、形容詞などいくつかの品詞があり、副詞的に使われることもあります。

日本語では状況や程度に応じて「熱い」、「暑い」、「暖かい」、「温かい」などの言葉を使い分けていますが、形容詞 chaud ショ / chaude ショードゥは基本的にどれに対しても使えます。

「(気候として)暑い」とか「(この場所が)暑い」と言いたいときはfaireと一緒に使って「il fait chaudイル・フェ・ショと言います。
基本的に気候や天気などを表す場合「il fait ~」という表現が使われることが多いです。

自分が暑く感じているときなどはavoirを使って「J’ai chaudジェ・ショ というように使えます。
この場合chaudショ は「暑さ」という意味の男性名詞として使っています。なので話者が女性でも女性形にはなりません。
avoir「持っている」「~の状態にある」などの意味があります。フランス語では「私は暑い」と言いたい時は「自分は暑さを持っている」という風に表現します。)

「C’est chaud !」セ・ショ は話し言葉で「大変だ!」

ちなみに「C’est chaud !」セ・ショ と言うと直訳では「これは熱い!」といった意味になりますが、他にも「大変だ!」という意味にもなります。(「大変だ」の意味で使う時はかなりくだけた表現になります。日本語で言うと「やばい」みたいな感じでしょうか。)

動詞では「chauffer」 ショフェ「~を暖める」

せっかくなので「chaud」ショ に関連する他の単語も覚えてみましょう。
chaufferショフェは動詞で「~を暖める」などの意味になります。

(再び)のイメージを持つ接頭辞「ré~」を付けるとréchaufferレショフェになり「~を温め直す」などの意味になります。例えば冷蔵庫のものなどを電子レンジで温め直すときとかに「je réchauffe ça.(これ温め直すね)」というように使います。

「chauffeur」 ショフール「暖める人」=「運転手」?

chaufferショフェに「~eur」(人を表す接尾辞)をつけると男性名詞のchauffeurショフールになります。(女性の場合も同じスペルです。)

直訳だと「暖める人」なのですがchauffeurショフールの意味は「運転手」です。(特にタクシーやバスなどの職業運転手に使います。)
どうして「温める人」が「運転手」になるのか不思議ですね。

蒸気機関車や蒸気自動車などが使われていた時代には、それらを動かすためにボイラーを焚いて蒸気を作る必要がありました。
つまり「ボイラーを熱して乗り物を動かす人」ということでその担当者はchauffeurショフールと呼ばれ、現在では「乗り物を動かす人」=「運転手」になったということですね。

「chauffage」 ショファージュ「暖房」

動詞chaufferショフェに「~age」(男性名詞化の接尾辞)をつけると男性名詞のchauffageショファージュになります。意味は「暖房」です。

フランスの集合住宅の中には「中央暖房」の建物が多くあります。
「中央暖房」の住居では建物全体に暖房が効いているので冬の間はとても助かります。(フランスの冬はとても寒いため個人で払うと暖房代がかなりかかります。「中央暖房」でも共益費のような形で、暖房代の支払いは必要だったりしますが個人で払うよりお得な場合が多い気がします。)

ちなみに「中央暖房」chauffage centralショファージュ・サントラルと言います。
central / centrale)」サントラルは「中央の」という意味の形容詞です。)

フランス語「froid」の意味は?

「froid」 フロワ は 冷たい、寒い

「froid」 フロワ /「froide」 フロワッドゥ も名詞、形容詞などいくつかの品詞があり、副詞的に使われることもあります。

形容詞 froid フロワ / froide フロワッドゥは「冷たい」「寒い」のどちらにも使えます。

chaudの場合と同じように「(気候として)寒い」とか「(この場所が)寒いと言いたいときはfaireと一緒に使って「il fait froidイル・フェ・フロワと言います。

自分が寒く感じているときなどはavoirを使って「J’ai froidジェ・ フロワ というように使います。この場合froidフロワ は「寒さ」という意味の男性名詞として使っています。

「C’est froid !」セ・フロワ は「冷たい!」

さてさっき「C’est chaud !」セ・ショ は直訳の「これは熱い!」以外に「大変だ!」「やばい!」という意味もあるということを考えました。
「C’est froid !」セ・フロワ は直訳で「これは冷たい!」「寒い!」ですが、これにも他の意味があるのでしょうか?

あるにはありますが 「C’est chaud !」セ・ショ 「大変だ!」ほど全然違った意味ではあまり使われません。
(人や雰囲気に対して「冷たい」「よそよそしい」「場がしらけている」という意味で使うことはあります。)

その代わり英単語の「cool」クール「涼しい」を使って「C’est cool !」セ・クール という表現があります。これは話し言葉で「いいね!」「最高!」「かっこいい!」みたいな意味になります。
なんだか「C’est chaud !」セ・ショと対照的ですね。

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