モンブランの名前の由来は?
モンブランはフランス語で「白い山」

モンブランはフランス語で「白い山」という意味です。
ケーキのモンブランは、アルプス最高峰であるモンブラン山の雪景色をイメージして名付けられたとされています。
この記事では、モンブランの名前の由来とフランス語の意味、さらに「モンマルトル」や「モンパルナス」などフランスの地名に使われる「Mont」モンの意味について解説します。
フランスには「mont-blanc」 モン・ブラン というケーキがありますね。
作り方は様々あるようですが、有名なのは栗のピューレやクリームがたっぷり盛られた丸っこいスイーツです。
この「mont-blanc」 モン・ブランは「山」という意味の男性名詞「mont」モン と「白い」という意味の形容詞(男性形)「blanc」 ブラン に分けられます。
つまり「白い山」という意味です。クリームが盛られたケーキを山に見立てているんですね。
さてこのモン・ブラン ですが、お菓子の前にそもそも「Mont-Blanc」 モン・ブランという山があります。ヨーロッパのアルプス山脈にある非常に高い山でフランスとイタリアの間にあります。
ケーキのモン・ブランの名前はこの山からとられたと言われています。
フランスには栗以外のモンブランもある
「でも、モン・ブランって栗のピューレだから白って言うより茶色や黄色っぽいものが多くない?」と思われますか?
確かにそうですね、でも実はフランスには他にも「mont-blanc」 モン・ブラン と呼ばれるケーキがあるのです。
ヨーロッパのフランス本土ではマロンクリームのモン・ブランが主流ですが、カリブ海にあるGuadeloupe グアドループなどのフランス海外県ではスポンジケーキにココナッツをたくさん振りかけたモン・ブランが食べられています。形は全然違いますがこちらは文字通り白いケーキになっています。
フランスの地名に使われる「Mont」モン
フランス語で「山」そのもののことは女性名詞で「montagne」 モンターニュと言いますが、山の名前などに使う場合は男性名詞の「mont」モン を使うことが多いです。
せっかくなので山が付くフランスの名称について考えてみましょう。
モンルージュ Montrouge
パリの南には「Montrouge」モン・ルージュという都市があります。
くっついて一つの単語になっていますが「mont」モン と 「rouge」 ルージュ に分けられます。
形容詞の「rouge」 ルージュ は「赤い」という意味です。つまりこちらは「赤い山」という意味ですね。
モンマルトル Montmartre
パリ市内は基本的に平地ですが、丘になっている所も少しあります。
そんな数少ない貴重な丘のひとつが「Montmartre」モンマルトルの丘です。
「Montmartre」モンマルトル も「mont」モン と 「martre」 マルトル に分けられます。「martre」 マルトル は女性名詞で動物の「テン」のことです。つまり「Montmartre」モンマルトル は「テンの山」という意味…ではないようです。
スペルが若干違うのでややこしいのですが、「Montmartre」モンマルトル の「martre」 マルトル は「martyr」マルティール から来ていると考えられています。「martyr」マルティール は「殉教者」という意味なので「殉教者の丘」という意味の様です。
モンパルナス Montparnasse
以前の記事でも書きましたが、パリにある地区「Montparnasse」モンパルナス も「mont」モン と 「Parnasse」 パルナス に分けられます。 こちらはギリシャにある山「パルナッソス山」が由来の様です。
今回は山にまつわる色々な地名を考えましたね。
モンマルトルとマンパルナスが響きが似ててまぎらわしいという声も聞きますが、これで見分けやすくなったでしょうか?


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