【マンガ】フランスは住所の書き方も日本と逆?

マンガ

フランスの住所の順番は日本と逆?

フランスの住所は非常にシンプル。例えばこんな感じです。(例はカルナヴァレ美術館の住所です。)

23 Rue de Sévigné, 75003 Paris

「23」は番地、「Rue de Sévigné」は道の名前、「75003」は郵便番号、「Paris」は市の名前。国際郵便の宛名だとこの後に「France」と国名が入ります。
日本だと「郵便番号」→「町の名前」→「番地や号」という順番で書くので日本と逆ですね。

日本の住所は「町」をブロックで区切って「番」を決め、そのブロックの中で「号」を決めることが多いですが、フランスの住所は「道(通り)」で決まります。
道に並ぶ建物ごとに順番に番号を振っていきます。基本的に左側の建物を奇数、右側の建物を偶数にして道を進むほど数字が大きくなるようになっています。

基本的にフランスの建物には日本の「〇〇マンション」とか「ハイツ〇〇」のような名前はついていなくて、数字と道の名前だけで区別しています。
逆に道は基本的にどんな小さな道にも名前がついています。(このあたりも日本とフランスの感覚は逆ですね。)

前回の記事「フランスではより細かい方から説明していく傾向がある」と書きましたが、これもそうですね。「番地」→「道」→「郵便番号」→「市」→「国」とだんだん範囲が広くなっていきます。

名前や部屋情報の順番も逆

相手の名前

さて実際に手紙を出すときなどは住所だけでなく相手の名前も書きますね。
日本だと住所の後に「〇〇様」と書きますが、フランスでは逆。相手の名前を一番最初に書きます。
もっと言うとフランスでは普通「名」→「姓」と書くのでここも逆ですね。(これに関しても「家族の中の特定の人の名前」→「家族の姓」という順番なので「より細かい方から説明していく」の法則と合っていますね。)

部屋情報

名前の後は部屋情報。
人にもよりますが部屋情報などは名前の後に書くことが一般的なようです。
(ちなみにパリは集合住宅が非常に多く一軒家はすごく少ないです。)
新しい建物だときちんと部屋番号がありますが、古い建物だと部屋に番号が振られていないこともあります。その場合どうするかと言うと「階数」と「左側、右側、正面」のように位置情報を書くことが多いです。
「左右」は大体階段側から見ての左右ですが、エレベーターと階段が向かい合わせになっている場合などもあり、どっちから見て左右?と迷うこともあります。
同じ階に部屋が4つ以上ある場合は「左から2番目」というように書かれたりもしますね。(建物によってはほんとにわかりにくいところもあります。。。)

建物情報

部屋情報の次は建物情報。
「あれ?さっき建物には基本的に名前はないって言ってなかったっけ?」
基本的には名前はありません、ただ同じ番地内に複数の建物がある場合があります。例えば「道に面した入口は一つだけど、中に入ると中庭があって、その中庭にひとつかそれ以上の建物の入り口がある」というパターンです。

その場合はbâtiment A」 bâtiment B」のように建物ごとにA、B、C…とアルファベットが振られていたり、シンプルにbâtiment rue bâtiment courのように「道(に面した)建物」、「中庭(に面した)建物」と書かれていたり様々です。
bâtimentバチマンの意味は「建物」など、rueリュ は「通り」「道」など、courクールは「中庭」などの意味がある名詞です。

まとめ

という訳で、フランスに国際郵便を出す場合は一般的に
「相手の名前」→「相手の姓」→「部屋情報」→「建物情報」→「番地」→「道の名前」→「郵便番号」→「市の名前」→「国」となります。
見事により細かい方からの順番になっていますね。

日本人の感覚からするとなんだか不便な気がするかもしれませんが、せっかくなので実際にこの順番の情報をもとにその場所にいくところをイメージしてみましょう。

…うーん、その住所にはじめて行く場合はこの順番だと不便そうですが、毎日その地域に郵便物を届ける郵便配達員さんからするとこの順番の方が配達しやすいかもしれません。
ひょっとしたらフランスの住所の順番は郵便配達員さんが配りやすいようにこの順番にしているのかもしれませんね(何の根拠もないですが)。

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